どうも、hoinです。
マイホーム伝記の続きです。
(前回はこちら。私の基礎情報です。)
第2回は不動産屋巡りのお話です。
不動産屋巡りスタート
近所で分譲を始めた戸建てが気になり、夫婦でその周辺を散歩していました。
横のプレハブ小屋にチラシがあったため、販売している不動産屋に電話をかけたのが最初です。
とにかくネットでサラッと調べただけで、右も左もわからない状態だったので、「1から教えてください」のスタンスで訪問。
最初の営業の方はとても親切で、丁寧に教えてくれました。
が、やはり営業マン。
近所で見ていた分譲地は3,700万ぐらいとかなり高かったが、hoinの年収・貯金でも十分に買える、みんなそれぐらいですよと営業トーク。
営業マンのトークに負けないために、私は事前にまずは3,000万以内で探すとザックリ決めていました。
35年ローンにした場合、現在の家賃〜プラス1万以内という目安です。
今思えば、住宅ローンについてもよくわかってないのに割といい線いってたなぁなんて思います。
そうすると最初に見ていた物件はやや高いので、金額はそれを基準に、駅からの距離や部屋数の希望などを伝えて他の物件を見せていただきました。
物件見学…超楽しい!
もう、書いた通りです。
本当に楽しいですよ、物件の見学。
「こんなキレイで大きい家が自分のものに!?」
って考えただけでテンション上がります。
「うっわ、ひっろー」って何回言ったことか。
そりゃアパートより広いでしょうに。。
私たち夫婦はここから気持ちが加速して、アパート周辺の不動産屋を巡り始めました。
5件ぐらい声かけた段階で、自分の条件は以下のような感じになっていました。
- 土地建物合わせて3000万〜3200万
- 建売が安そうなので、建売狙い
- 駅から徒歩15分以内程度
- リビングは15畳以上
- 2LDK以上
- できれば車は2台分駐車可
気がついたらちょっと予算上限を上げちゃってました。
そして、2ヶ月ぐらい探し回った後、スゴく気に入った物件を見つけました。
だがしかし、そんなスムーズに行くはずもなく…。
1度目の挫折
その気に入った物件というのは、住んでいるアパートの近くで上記に当てはまりました。
1つの条件を除いては…。
そう、3500万だったんです。
もうこの頃には近所は結構探し尽くしていたので、「ここしかない」という気になってしまっていました。
そして、何と不動産屋が「100万ぐらいなら交渉する」と言ってくれるじゃないですか…。
もう、下げてくれたら取られる前に買っちゃおう!と思ってました。
妻とも「最高の物件だー」とか言って盛り上がってしまって。
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その夜、ここで私、冷静になれました。
夜、寝ながらお金のことを考え始めたんです。
気になって眠れず、夜中に1人で計算してみました。
…あかーーん!!
ようやくここで我に返りました。
そりゃそうです、予算を200〜400万もオーバーしています。
もう見学してると、100万、200万の差なんて誤差に思えてくるんですね。
コレ、本当に危険です。
妻にこのことを伝えた時の落胆した顔。
「もう見る家もないし、買えないってことでしょ…」という所まで落ち込ませてしまいました。
あの時は申し訳なかった…。
まさに明るい未来からの絶望です。
別に時間以外に失ったものはないんですけど、他にもう見るべき物件がなかったので、本当に自分には買えないと思うぐらい落ち込みました。
希望を整理、エリアを広げるの巻
ともあれ人間とは強いもので、1週間の休養を経てまた動き始めました。
同じ轍は踏まないぞ!ということで、一旦自分たちの希望を整理しました。
- 予算は3000万以内(絶対)
- スーパーは歩いて行けるところ
- 駅まで徒歩12分以内
- 広さは2LDK以上、駐車場2台
- 通勤はトータル1時間以内
- 昼間なら太鼓の達人を家でやっても許されるぐらいのお隣との間隔
- 繁華街近くの3階建てより、ベッドタウンの2階建て
これ、最後の「2階建て」がポイントです。
少し視野を広げて、ベッドタウンと呼ばれる所まで探すと、最後の条件をクリア出来るような物件がたくさん出てきました。
よく都市部の戸建てって3階建てで隣とほぼ密接して建ってたりするじゃないですか?
2階建てと3階建てって、法律上建てられる所が決まってたりするんです。
詳しい説明をしてるサイトはたくさんあるので割愛しますが、普通サラリーマンが買うような戸建ては、
「3階=都心部で間隔キチキチ」
「2階=ベッドタウンで間隔ゆったり」
というイメージでほぼ間違い無いかと思います。
どちらを選ぶかこれは価値観の問題なので、hoinみたいに希望を洗い出して整理するとスッキリすると思います。
誰でもそうかもしれませんが、hoinはずっと都市部で間隔ゆったりを狙ってたんですね。
そりゃお金を積まないと無理です。
この「都心部」と「ゆったり」のせめぎ合いをどこまで許せるかということですね。
そう考えると、かなり選択肢は増えます!
長くなったので、次なるエリア「ベッドタウン」での不動産屋巡りはまた今度。
一戸建て
夢と現実
天秤に
不屈のhoin