どうも、ホインです。
今日は転職のお話です。
私は現在30代なのですが、実は数年前に一度、転職を経験しております。
このページを見ていると言うことは、少しは転職を検討していらっしゃるということでしょうか。
だとすれば、転職によって自分が望む夢のような新しい生活が待っていることを期待していることと思います。
ただ、脅す意味ではなく、普通の会社員であるホインから1つ言わせていただくとするならば「転職のデメリットも覚悟し、理解してから動きましょう」ということです。
転職について、私は少なからず後悔したことがあります。
そのあたりのリアルな話をお伝えできればと思います。
普通の会社員であるホインの経歴
私は身バレしない方針でブログを運営しているので、ある程度情報は濁して記載いたしますが、経歴は以下の通りです。
1社目 | 中堅大学卒業後、某大手日用品メーカーにて5~10年ほど営業として働く |
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2社目 | 地元の有力企業で営業も含めた総合職として働く |
めちゃくちゃザックリですが、1社目は大学時代の就活がちょっとだけ成功した感じです(決して大成功ではない)。
で、営業に少し嫌気が差し始めた&地元志向が重なり、リクナビNEXTを通じて2社目に入社したという流れです。
ちなみにリクナビNEXTはエージェントを通さず直で企業とやり取りをして採用となりました。
大学は本当に大したことないので、就活がちょっとだけうまくいった普通の会社員といったところでしょうか。
1社目でも特に可もなく不可もなくといった成績でしたし。
そんな営業から逃れたいという甘い態度から転職をして、少し地獄を見ました。
以下、私が体感した転職のデメリット(キツかったこと)4つです。
冷静に考えれば当たり前のことばかりなんですが、転職活動中は自分の都合のいいように考えがちなので、メリットばかりではなく、こういったデメリットにもしっかり目を向けて検討してほしいなと思います。
実際に体感した転職の4つのデメリット
①同じ営業職でも全然違う!ほぼ1からのスタート
私は営業職から来たので、とりあえず環境に慣れるために馴染みのある営業職からスタートしたのですが、もう全っ然ちがう!!
私は何も考えず異業種に転職したのですが、これがなかなかしんどかった。
「人と話す」という営業の基本的なところは変わらないのですが、扱っている商品や得意先の質が変わると本当にうまくいかない。
雑談まではこれまで通りでOKだが、商品の導入まで行くイメージが全くわかない。
営業経験が5~10年というのは、まだどの業種でも通用するような確固たるスキルを持っているわけではないので、異業種に対応できずまったく成果のでない私はずいぶん苦しみました…。
ホント、やっぱり会社が変わるとただの1年生です。
想像している以上にストレスなことだと思った方がよいですね。
②同世代の新卒入社組に比べて出世が不利
私が転職した会社は、「中途は新卒入社組より頑張らないと出世できない」という暗黙のルールというか風潮がありました。
これも考えると当たり前なのですが、同じ年代で同じような能力の社員がいた場合、社歴が長い方が安心して仕事を任せられますよね。
そう考えると、中途入社組は新卒組よりよっぽと目立つ成果を出さないと出世からは遅れていくということです。
ちなみに、私は「中途はかなり頑張らないとだめ」と直接上司から言われました。
それをハッキリ言うのもどうかと思いますが、、ただ実際に評価する側からすればそうなので、これは明確な転職のデメリットだと思います。
③人間関係を1から築く大変さ
これ、私は社交的な方だとは思うのですが、最初の1~2年はしんどかったです。
よく考えると、新卒ってみんな1人の状態から同期ができて、部署の先輩ができて…という風に社内の人脈が広がっていくと思います。
ただ、中途の場合は同期がいない場合がほとんどです。
で、配属された部署にはすでにコミュニティが出来上がっています。
相談できる人もいない状態でそこにズカズカと入っていき、仲良くしなければいけないんです。
転校生をイメージしてもらえればわかりやすいと思うのですが、いくら社交性がある人でも、転校先の人にもよるし、ある程度時間はかかりますよね。
多少図太い精神を持たないと厳しいのではと思います。
④労働環境は入ってからじゃないとわからない
労働環境面で「しまった」と思うことが2つありました。
1つ目は、「パワハラ上司にあたったこと」です。
前職ではパワハラ対策が徹底されていたので都市伝説程度に聞いていたのですが、実際にいましたよ、ヤベーヤツ。。
若手を何人も辞めさせている実績があるような上司だったのですが、私も新卒でこれをやられたらサクッと辞めていたかもしれません。
幸い、私は体育会系&社会人をそれなりに経験してきていたので、パワハラ発言をさも正しいかのように話す上司のことを冷静に見ることができていました。
こんな人がいるなんて、、入らないとわからないもんですね。
2つ目は、社員の年齢層です。
公言している会社もあると思いますが、実際の年齢分布詳細まではあまり調べないですよね。
私が転職した会社は、転職を積極的に展開していたせいか、同世代の社員がかなりの割合を占めていました。
直感的に「出世の難しさ」と「会社としてのバランスの悪さ」を感じ、不安に陥ったのを覚えています。
まとめ:現在の心境
色々とデメリットを書きましたが、上記で書いたデメリットは現状おおむねクリアになったので、今は快適に働けています(出世の難しさについてはどうにもなりませんが)。
結局は手に入れたものと失ったものを天秤にかけると、前職とそれほど差はなかったかなぁという印象です。
転職は人生の大きな転機となりますが、結局は自分次第なので、過度な期待は禁物です。
現職のままで過ごす場合としっかりと比較をして、皆さんが後悔のない結論を出せることを祈っています。
以上、転職経験者のホインでしたー!