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【ふんわり書評】ドリルを売るには穴を売れ/佐藤義典

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どうも、hoinです。

ふんわり書評、今回はマーケティング本です!

読んだ本はこちら↓

「ドリルを売るには穴を売れ」

著/佐藤義典

 

とても読みやすい本で、本が苦手なhoinでも2日で読み終えました。

会社の自己啓発で読書を上げている皆さん、おすすめですよ!笑

それではふんわり書評、いってみよー!

 

この本を選んだ理由

もちろん今回も「仕事で必要だったから」と理由で手に取りましたよ。ええ。はい。

マーケティングに関して基礎的かつわかりやすい本を探していたところ、こちらの本に行き着きました。

どうやら、著者の佐藤義典さんはマーケティング界隈ではとても有名な方みたいですね。

その佐藤さんが、これまでにないわかりやすいマーケティングの基礎を押さえた教科書を作りたい!ということでできたのがこの本らしいです。

 

hoin!ナイスチョォーーイス!!

 

本のレビューをいくつか見ましたが、読みやすい!でも基礎的な所はしっかり押さえられている!という評価がほとんどだったので、まさに今の自分にぴったりでした。

 

本の内容について

まず言えるのは、「本当にサクッと読めちゃう」ということです。

本に慣れてない人でも、2~3時間あれば読めてしまうのではないでしょうか?

 

本の構成としては、1つの会社を舞台としたストーリーを中心に展開されており、章ごとに図解付きの説明が入っています。

ストーリー自体はベタな展開ですが、読み進めたくなるような魅力的なキャラクターが多く、結構楽しめます。

主人公の売多真子(うれたまこ)ちゃんを筆頭に、部長もいい味出してます!

こんなドラマ有りそう。

全体的にはマンガタイプのビジネス本(7つの習慣、マッキンゼー、孫子の兵法などなど)と同じような構成ですね。

 

楽しくてスイスイ読めてしまうのですが、マーケティングの基本と言われる部分はしっかりと押さえられていて、図解でわかりやすく説明があります。

大きくは以下4つの章で構成されています。

  • 第一章:顧客にとっての価値について
  • 第二章:ターゲッティングについて
  • 第三章:競合との差別化について
  • 第四章:4Pについて

この4つの章を過ぎたあとに、これらの4つに「一貫性があるか?」という問いがなされて終わりという内容です。

 

本を読んだ感想

モノを売る基本が書かれているので、マーケティングに初めて触れる方はもちろん、モノやサービスを売る全てのに参考になる本だと思います。

この読みやすさでこの情報量を得られるのはかなり効率が良いですね!

 

おそらく各章のタイトルだけ見ていると、ネットでそれぞれ調べられるような内容では?と思われるでしょう。(それはそれで、本当に良い時代ですね。)

ただ、初めてこの手の内容に触れる方は、この本でストーリーと合わせて読むことで理解に大きく差が出ると思います。

マーケティング素人のhoinの印象ですが、マーケティングって4Pや3Cといった分析手法はたくさんあるけど、部分的に手法だけをピックアップしてしまうので、あまり使いきれていないことが多い気がします。(手段が目的化するってヤツですね。)

それはこの本の4つの章のまとめとして出てくる「一貫性」の話に通じるところかなと。

 

「分析」が目的ではなく、「顧客への価値の提供」が目的ですからね。

(良いこと言うねー!)

 

マーケティングの基礎として、人がモノを買うその本質の部分に気付かせてくれるのがこの本の一番の良い所だと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

hoinは仕事でマーケティングを1年ちょっと片手間でかじったレベルですが、マーケティングとかの分析ってやればやるほど迷走しがちなんですよね。

そんな時に原点に戻るためにこの本を読むのも良いなーと思いました。

シンプルに本質を突いてくる佐藤義典さん、他の本も読んでみようと思います。

以上、hoinでしたー!

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